世界3大映画祭の一つベネチアで、日本映画が銀獅子賞!

第80回ベネチア国際映画祭にて、コンペティション部門に出品された23作品の中から、日本映画の『悪は存在しない』が、最高賞に次ぐ銀獅子賞(審査員大賞)を受賞。監督は、2020年のミニシアター・エイド発起人の一人であり、映画『ドライブ・マイ・カー』(21)の濱口竜介さん。『ドライブ・マイ・カー』がカンヌで脚本賞、『偶然と想像』(21)がベルリンで銀熊賞(審査員大賞)を受賞し、ベネチア、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界三大映画祭すべてで受賞歴がある映画監督になる。

映画『悪は存在しない』のあらすじ。
東京からそれほど離れていない、ある山の村を舞台に、東京の芸能事務所によって開発されるリゾート施設のために、調停役として現地を訪れる事務所のスタッフと、開発に難色を示す地元の人々との折衝を、奥深い自然の風景のなかで描く。

公開は2024年を予定されている。今回の受賞を受け、国内でも話題になり盛り上がる可能性は高い。

近年の銀獅子賞作品
2022|テイラー・ラッセル、ティモシー・シャラメが主演の『ボーンズ アンド オール』(日本は23年にワーナーブラザーズ配給で公開)。
2021|ベネディクト・カンバーバッチが主演の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(Netflix配給だが一部限定で劇場公開)。
2020|蒼井優と高橋一生がメインキャストの『スパイの妻<劇場版>』(20年、ビターズ・エンド配給で公開)。

Writer/Edit:矢武企画

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